| 語句 | たくらんけ |
| 意味 | ばかもの、間抜けな奴 |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 「たくらむ」に接尾語の「け」を付けて、「たくらんけ」。悪いことをたくらむような悪い奴や、思いもしない様な迷惑をかけられたときに、その人を罵倒するときに使います。〔例〕飛び出したら危ないべや。 この、たくらんけ! |
| 語句 | たごまる |
| 意味 | 衣服や布などが一箇所に寄って固まる状態 |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | 東北、茨城 |
| 由来など | 古語の「たぐまる」が語源だそうです。「たぐまる」は「手操る(たぐる)」ように寄って、くしゃくしゃになる状態を指します。 |
| 語句 | だはんこく |
| 意味 | ぐずる、駄駄をこねる |
| 使用地区 | 道南 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 「無駄な反抗」を意味する「駄反(だはん)を放つ(こく)であり、一般的には大人が子どもに対して使う言葉ですが、大人げない人に対して使う場合もあるようです。〔例〕だはんこいでないで、やっと学校さいげ! |
| 語句 | (~)だべさ、だべや |
| 意味 | ~だろう、~だよね |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 断定に「だ」に推量・勧誘の助動詞「べ」が合わさり、文末に「さ」や「や」などの助詞を添え、強調したり親しみを持たせる言葉。〔例〕そうだべさ~!(柔らかく)、そうだべや!(強調して) |
| 語句 | だんき |
| 意味 | 冬期間に急に気温が緩む状態 |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | - |
| 由来など | 気象用語である「暖気(だんき=周囲より暖かい空気)」という言葉が、北国の雪深い地域で日常の気候変化を表す表現として定着したもの。〔例〕だんきで雪がグッチャグッチャだぁ |
| 語句 | ちっぷ |
| 意味 | ヒメマスの一種 |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | - |
| 由来など | アイヌ語の「カバチェップ」が由来です。薄い魚の意味で,鱒の降海しなくなった、いわゆる陸封魚。 |
| 語句 | ちゃっこい(ちっちゃこい) |
| 意味 | 小さい |
| 使用地区 | 道南、西沿岸地域、道東・道北の一部 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 話し言葉における音の変化によるとのこと 「ちいさい」→「ちっちゃい」→「ちゃっこい」 |
| 語句 | ちょす |
| 意味 | 触る、いじる |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | 東北、新潟 |
| 由来など | 古語に「寵(ちょう)す」という言葉があり、君主などが特別に目をかけて可愛がる(慈しむ)と言う意味だそうです。これが変化し東北経由で「ちょす」になり北海道に来たと思われます。 |
| 語句 | ちょべっと |
| 意味 | ほんの少し |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 共通語である「ちょっと」が「ちょびっと」→「ちょべっと」に変化したものと思われます。 |
| 語句 | つっぺかる |
| 意味 | 栓をする、詰め物をする |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | 東北、北陸、中国、四国 |
| 由来など | 物を突っ込んで塞ぐ栓を表す「つっぺ」に北海道弁の接尾語である「かる」を合わせた言葉。「つっぺ」とはつっぱるの「つ」に名詞を作る接尾語の「ぺ」がくっついた言葉で、物を穴にギュッと突き入れて塞ぐ様子だそうです。 |
| 語句 | つらつけない |
| 意味 | 図々しい、厚かましい、遠慮がない |
| 使用地区 | 道南 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 面は顔の表情、付けるは、顔に表情や態度を付ける、~ないは打ち消しです。つまり「顔の皮が厚くて世間に対する面目が保てない」という意味の古い表現から来ているそうです。方言って以外に深いですねぇ! |
| 語句 | てっかいし |
| 意味 | 綿入れの大型手袋(ミトン型) |
| 使用地区 | 道南、西側沿岸地域 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 冬の海仕事や漁業などの厳しい寒さから手を守るための手袋。語源は不明です。 |
| 語句 | でめん |
| 意味 | 日雇いのお手伝いさん |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | |
| 由来など | 英語のDay Man(日雇い者)が語源という説と、出面(出席して顔を出す)から変化したという説があります。何れにしても農村などでは「でめんさん」と呼び、田植えや稲刈りのような忙しい時期の人手不足を補うための大事な働き手でした。 |
| 語句 | てんきる (参考資料あり) |
| 意味 | (トランプなどを)混ぜる |
| 使用地区 | 全道 |
| 影響地区 | - |
| 由来など | 「天を切る」は花札用語で、北海道で出来た北海道ルールの中の言葉だそうです。一般的には「中切り」と呼ばれているようですが、北海道では「天を切る」と言い、トランプを混ぜたりするときにも使うようになり「てんきる」となったようです。私達(道民)は標準語だと思っていました。 |
| 語句 | どごにどごに 〔使用例〕 |
| 意味 | 強く否定やお断りしたり謙遜する言葉 |
| 使用地区 | 道南、西沿岸地区 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 「何処にそんなものがあるものか(そんなはずはない)」と強く否定や謙遜する言葉。「どこに」という疑問詞を重ねて強調する、古くからの反語表現が方言として定着したものだそうです。 |
| 語句 | とっくりかえす(てっくりかえす) |
| 意味 | ひっくり返す、転ぶ、裏返しになる |
| 使用地区 | 道南、西沿岸地区 |
| 影響地区 | 東北 |
| 由来など | 「は行」と「た行」のすり替わりにより発生した方言のようです。つまり、「ひ」の音が「と」に変わり「とっくりかえす」になったと言われています。〔置き換わり〕 |
〒069
北海道江別市
・参考:北海道の方言紀行、やっぱり北海道だべさ etc
・影響地区は推定です